アーティストの皆様!まちを支える企業の皆様!給付金や融資の申請はいかがでしょうか?

2020年5月4日更新

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、 まちの商店や、会社、世の中の多くの経済活動を行っている人々が苦しい状況にあります。アートに関してもさまざまなイベントや展示会が中止になり、収入が減った方や、制作場所に困ってしまっている方も多いのではないでしょうか?

日々日々まちとアートが両方あってこそ心豊かな生活が送れるのだなと感じております。

藝を育むまち同好会では、 主にアートを育むまちとしてアーティストを支える団体として活動を行っていますが、いまや世界中が苦境に陥っている今、アーティストの手助けになることはないだろうか、また、苦境に陥っているまちの皆様の手助けになることはないだろうかと模索しています。

今回は、中小企業、個人事業主が申請することができる給付金や融資についてご案内したいと思います。アーティストとして活動している方でも申請できるものもありますので、是非チェックしてみてください!

◆融資◆日本政策金融公庫
こちらは融資ですので、あくまで後々返済をしなければなりませんが、かなり低い利子となっておりますので、おすすめです。

【対象】
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業況悪化を来している方であって、次の1または2のいずれかに該当し、かつ中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれる方

  1. 最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している方
  2. 業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合等は、最近1ヵ月の売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少している方(1)過去3ヵ月(最近1ヵ月を含みます。)の平均売上高(2)令和元年12月の売上高(3)令和元年10月から12月の平均売上高

【引用:日本政策金融公庫 新型コロナウイルス感染症特別貸付の概要

◆融資◆厚生労働省 生活を支えるための支援のご案内
こちらは何種類もの支援がありますが、中でも『 無利子・無担保融資(事業資金)』は多くの方が当てはまると思います。4月27日現在まだ申請は開始しておりませんが、今のうちに準備しておく価値はあるかと思います。
【内容】
新型コロナウイルス感染症による影響により業況が悪化した事業性のあるフリーラ ンスを含む個人事業主等に対し、無利子・無担保で融資を行います。 「新型コロナウイルス感染症特別貸付」と「特別利子補給制度」を併用することで 実質的な無利子化を実現し、事業資金の資金繰り支援を行っています。

引用:生活を支えるための支援のご案内



◆持続化給付金◆経済産業省
法人は最大200万円、個人は最大100万円が申請後約2週間程度で給付されます!

感染症拡大により、特に大きな影響を受けている事業者に対して、事業の継続を支え、再起の糧となる、事業全般に広く使える、給付金を支給します。
農業、漁業、製造業、飲食業、小売業、作家・俳優業など幅広い業種で、事業収入(売上)を得ている法人・個人の方が対象となりますので、本制度の活用をご検討ください。

【引用:
持続化給付金 経済産業省



術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」◆東京都生活文化局

こちらはまさに東京で活動を行っているアーティスト、クリエイター向けの支援事業です。 動画作品を募集し、専用サイトで配信、 出演料相当として一人当たり10万円(税込上限100万円)の支援となっております。5月から順次個人登録から始まりますので、チェックしておきましょう!

【引用:「アートにエールを!東京プロジェクト」





◆学生の方向け バイト代激減の学生向けの奨学金5選

こちらは事業収入よりもむしろアルバイトで生活費、学費の支出を賄っている学生向けの奨学金を案内した記事です!ぜひご確認ください!

参照:【バイト代激減の学生を救いたい】今すぐ応募できる奨学金5選ー学費を理由に退学してほしくない






卒展ツアーを行いました!

2月1日、第68回 東京藝術大学 卒業・修了作品展に行ってまいりました!
学生生活の集大成としての作品たち、とても見ごたえのあるボリューミーな展示でした!


本来ならば1日で回りきることが難しいほどの展示ですが、一ノ瀬健太さんのアテンドのもと、駆け足で2時間でまわりました。その様子をご覧ください!

卒業、修了展は東京藝術大学の構内、東京都美術館を展示場所として開催されております。


普段の制作場所やアトリエを開放して行うため、例年展示会期は1週間ほどとなっております。 今年は 2020年1月28日(火)-2月2日(日) の開催でした。

本当に短い期間ですので、見る側としては、「ああ全部見たい!」と思いつつも効率よく回ることが重要です。

大学美術館でひと際目をひかれた佐野 圭亮さんの作品、漆の輝きとエスニックな造形が素敵でした。作者さんと直接おはなしできることも卒展の醍醐味ですね!

屋外には大きな合体自転車の作品も!
自由でいいんだと思わされます。

展示ではありませんが、藝大内にはこういった行き場を失った作品たちが置かれている場所もあります。特に大きな作品や重い作品は運搬料や処分費用がかかってしまうため行き場を失うことになることが多々あります。
何かいい方法があればいいのですが、、

藝育会の会員、オオシマリカさん、 長谷川 彰宏 さん、渡邉渓さんの作品も展示されていました。
こちらはオオシマさんの作品です。大作。モチーフはすべて縁起のいいものだそうです。とても華やかで美しいですね。

こちらは 長谷川 彰宏 さんの作品、制作過程でガラリと変更が行われ、抽象絵画になりました。絵の中の世界の深み、アクリル板との層が素敵ですね。

こちらは渡邉渓さんの作品です。一部屋個室を使用しての展示でした。
時が止まっているような、荒涼とした砂漠でも息苦しくはなくむしろ心地よい、世界観を感じられました。

年に一度のビックイベント来年もまた皆様と一緒に回りたいですね!

1月例会・懇親会の報告

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。新年一発目の例会&懇親会はアーティストの山田勇魚さんのご自宅兼アトリエでの開催となりました。1月17日例会、懇親会の様子をレポートいたします!

通常は上野界隈で開催される例会・懇親会ですが、一年に一度くらいは上野を離れる会があってもよいのかもしれません。上野では語れない話を中にはされていらっしゃる方もいたかもしれませんねW

さて、例会では収支報告と今後開催予定の湯島の梅まつりに合わせた展示・梅展の話し合いを行いました。詳細は会員ページの議事録よりご覧いただければと思います。

自宅兼アトリエのため、道具がたくさんある作業場、制作途中の作品を見せていただくことができました。会議の内容は、2月に開催予定の梅展や今後行う予定の展示に関する内容などでした。

例会後は仲良く近所のスーパーへ。


ほしいものをどんどん買い物かごへ!!キャンプのようにみんなで買い出しを行うのは、原始時代からの醍醐味ですね!大いに盛り上がりました。

あふれんばかりの肉!肉!肉!肉!肉!


アーティスト自らお料理タイム!!!アートプロデューサーを目指す学生も台所に立ちます!!!ふたりのコラボ料理は果たしていかに!!??

どや!!!!贅沢な肉三昧の鍋料理!アーティスト一同、スタミナをつけて創作のエネルギーにします!!!

何度も乾杯!!!楽しい話はつきません!

アーティストの筋トレルームもお邪魔させていただきました。最近、身体を鍛えはじめた旦那衆と筋肉談義に花が咲きます!

山田君お手製の土鍋もつかってみんなでワイワイ !上野の旦那にご持参いただいたお酒もとてもおいしかったです!

次回の開催も楽しみです!みなさん、ぜひご参加ください!

【NEWS】2月の例会・懇親会のお知らせ

2月18日(火)
例会 :18:30~ 
※コア湯島 4F(113-0034 東京都文京区湯島3-35-8 )

懇親会:19:30~より(上野界隈のお店)

※場所の詳細は会員の皆様にお知らせいたします。またはお問い合わせください。

藝と育むまち展 (本郷図書館)

1月4日本郷図書館様にて搬入を行いました。
12月に展示をした作品に追加展示という形で、作品数が一気に増えました!

地下一階にはショーケースに渡邉渓さん、山田勇魚さんの作品を展示しています
まさに本棚と本棚の間に、本に囲まれるようにして展示されており、知的な空間にマッチしています。また、ガラスにうつる本のなかで浮遊感がより増して感じられます。

1階のガラスケースには一ノ瀬健太さんの 作品を展示しています
ごくありふれたラーメンと金のラーメン果たしてその意味は??

2階にはShowgoさん、久田真晴也さん、一ノ瀬健太さんの作品を展示しています
陽炎のようなShowgoさんの作品、パンチのきいている久田さんの作品、弁天様大黒天様布袋様を描いた一ノ瀬さんの作品、それぞれ個性がありますね。

一階から地下へ下りる階段にはアーティストの経歴や藝育会の活動の紹介などを掲示させていただきました。

2月23日まで展示しておりますので、本探しの合間に、勉強の合間にぜひ作品をご覧ください

展示詳細はこちら

藝と育むまち展搬入!

冬至もすぎ、ますます寒くなってまいりました!
本日は、12月24日から公開の藝と育むまち展、搬入第一弾を行いました。

本郷図書館様にご協力をいただき、1月末まで1カ月ほど展示をさせていただきます。1月5日には展示替えが入り、更に作品数が増えますので是非図書館内をぐるりとまわっていただき楽しんでいただければと思います!

展示の様子はこんな感じです

地下の展示場所です。静かなコーナーに作品の雰囲気があいますね

階段コーナーB1サイズ( 728mm ☓ 1030mm )のポスターの迫力!!

2階は学生さんが勉強中。見てくれるかなー??

展示作品は縁起の良い七福神のなかの弁財天様、大黒天様、布袋様です!合格も決まったようなものかも!?


アートって難しい!??


2月8日頃まで展示予定ですので、お時間あるときにぜひご覧ください!

展示詳細に関しましてはこちらから

11月28日例会懇親会の様子

会議の様子です。やりたいことがたくさん!

懇親会の様子です。食堂の前でオリジナルの落語を行っている話。
とてもシュールなオチで心が和みました。

壁に貼っている絵を眺める田中会計。ダンディーです。

師走とは本当に的を得た言葉で年末年始大忙しのかたも多いと思いますが、
どうかみなさまお体ご自愛ください。

10月28日 例会・懇親会の様子

例会の様子、ざっくばらんに思ったことを話し合います
例会の後の懇親会、何やら悪い話をしている雰囲気…!?

藝を育むまち同好会では、月に1回まちの旦那衆や女将衆とアーティストとの懇親会を開催しております。東京藝術大学が近いとはいえ、普段、接することのないアーティストの新鮮な考えに触れられる稀有な機会です。

アーティストの発想力は、ビジネスにも応用できます。近年のGoogleやFacebookがアートに投資をしているのは、そうした理由からです。アートはイノベーションを起こす力になります。

来月の例会、お待ちしております!

シタマチ.アートフェス開催報告

2019年10月25日(金)から27日(日)の間、白梅商店会様にご協力いただき、藝育会では「まちでアーティストの作品を展示する」試みを行いました。

※一部の会場では、11月も引き続き展示を行っております。詳細はこちらからご確認ください。

この界隈にはたくさんの藝が溢れています。上野には芸術、湯島は芸能、御徒町は工芸、そして秋葉原にはテクノロジーアート。

その魅力をお店の片隅や空き店舗で発信出来たら、より一層アートのあるまちとして、ブランドイメージを作ることができるのではないか?そして、勢いよく育とうとしている若手アーティストをまち全体で支援することができるのではないか、そうした考えのもと、多くの店舗主さんやビルのオーナー様、またアーティストの協力を得て実現することが出来たのが、シタマチ.アートフェスです。

(左画像)花守アートギャラリーさんでは鍛金家塩見亮介作品の作品を、
丸赤湯島本店さんでは山田勇魚さんの作品を展示いたしました。


(右画像)要ビルさんでは、あきスナック2か所を使用させていただき、 渡邉渓さん、 鑓水智建さん、岡口巽さん、$howgotakeucciさんの作品を展示いたしました。 

(左画像)かりんとう花月さんでは、コボリサヤカさんの作品、 茶房松緒さんでは、 大島利佳さんの作品を展示いたしました。
(右画像)湯島コアビルでは、十字屋さんのショーウィンドウに 高瀬大輔さんの作品を、4階の空きスナックでは一ノ瀬健太さんの作品を展示いたしました。 

(左画像)厳選洋食さくらいさん、キッチンさくらいさんでは HILO 中津川さんの作品を、(右画像)イーグルカフェさんでは 岡口巽さんの作品を展示させていただいております、こちらの展示に関しましては、11月に入ってからも展示を行っておりますので、詳細はこちらからご確認をお願いいたします。  

部屋の片隅にひとつ思いのこもった作品を置いただけで、

その作品のストーリーを考えてしまったり、

どうやったらもっときれいに見えるかなと試行錯誤してしまったり

なんか頑張れる気がしたり、

なにかしら心が動かされるような気がします。

不思議ですね

引き続き、藝育会では若手アーティストとともにまちを活性化する取り組みを進めてまいります。みなさまおご協力を引き続きお願い申し上げます。

アーティストや作品に関する詳細はこちらをご覧ください

藝祭ツアー報告

2019年9月6日、8日東京藝術大学の学園祭、藝祭にて藝祭ツアーを行いました。

藝祭ツアーでは、明治から続く藝祭の歴史のレクチャー、美術学部をメインに参加者の皆様と展示を見てまりました。

普段アトリエや講義室、研究の場として使用されている部屋が藝祭期間中は展示室となって作品を展示しています。

絵画棟からはこんなにきれいな景色が見られました。

たくさんの作品が展示されており、見ごたえのある展示でした。

東京藝術大学が近いからこそ、意外にまちとの繋がりは希薄でした。藝を育むまち同好会はそうした若い学生やアーティストとまちの旦那&女将衆の交流を活発化させて参りたいと思います。

山とまちのコラボレーションで上野界隈全体が活気付くイノベーションを文化芸術の力で生み出していければと思います!

第 1 回アーツ&スナック運動

ワークショップ『出でよ!くるくるハッピードラゴン!』『こどもとおとなのアートスナック』開催報告

2019年9月20日、21日 第 1 回アーツ&スナック運動にて、ワークショップをさせていただきました。

湯島の宮内ビル様の、空きスナックにて 『出でよ!くるくるハッピードラゴン!』 『こどもとおとなのアートスナック』 と題したワークショップを行いました。

くるくるハッピードラゴンでは、藝育会のアーティスト 一ノ瀬健太、$HOWGOTAKEUCCI 、キュレーター笹栗悠貴 が不忍池の龍神様をイメージしたドラゴンをお客様と一緒に制作し、仲町を練り歩きました

『こどもとおとなのアートスナック』 では、 懸谷直弓 がスナックのようにドリンクやお客様との会話を楽しみながら、カクテルを作りました

ドラゴン、カクテル、どちらも個性的な作品をたくさん作っていただきました。

仲町通りのキャッチの中を子どもたちと一緒にドラゴンが行進!!!カオスな空間にアートの可能性を非常に感じました!仲町通りのちょっとコワいイメージもこうしたアートとの共存で親しみやすいものになることを切に願っております。