誰も通らない廊下だけど…密かに藝(愛)が育まれてるんだぜ展

東京藝術大学を中心とする未来の巨匠たちの作品展です。本展を企画するのは湯島界隈で若手アーティスト支援事業を営む藝を育むまち同好会です。この団体は、地域住民や店舗がアーティストと一丸となってまちの社会的課題解決や活性化を目指します。東京大学を中心とする文豪エリアに現代アーティストが参入し、文京区ではこれまでにない文化的な興隆が益々期待されます。若き芸術家たちの勢いある令和の文藝復興をぜひ文京シビックホールでご覧ください。ひっそりとした廊下でこの国の芸術と未来が愛をもって育まれます。

会期:12月2日(水)から12月27日(日)
時間: 8時00分~21時30分
会場: 文京シビックセンター地下1階吹き抜け周囲
会場住所: 〒112-0003 東京都文京区春日1丁目16−21 文京シビックセンター

作品を販売しております。各アーティストページから詳細をご確認ください

ポスター・書:うどよし
ポスター・キャプションデザイン: 善養寺歩由
キュレーション・ディレクター:一ノ瀬健太

アーティスト情報
ほかの作品、作品詳細は各作家のページにてご確認いただけます。

現代美術家、写真家 
トミモとあきな
TOMIMO+AKINA 


写真作品を中心に「記憶との遭遇」をテーマにメディアを問わずに作品制作している。人間の視線だけではなく機械の視線をも組み込むことで現実と現実味のギャップを追求している。脳は平気で嘘をつく。自身の記憶に騙されながらも共有できる何かを信じ合って人々は生きている。同じものを見ても同じようには見えない。作品との出会いから新しい物語が再構築されていくことを目的に制作している。主な展示に、『マモノ』(銀座ニコンサロン、2018)、『HUMAN<3』(haku kyoto、2019)、トミモトラベル名義『私のバスはどこですか?』(六甲ミーツアート、2012)ほか。FUJI ROCK FESTIVAL ‘17出演。東京藝術大学先端芸術表現修士課程在籍。72gallaryにて個展開催中(12月4日〜13日/京橋)
美術作家 伊藤久美子
Kumiko Ito 


1979年東京都生まれ。2004年東京藝術 大学大学院修士課程美術研究科絵画専攻 油画技法・材料研究分野修了。西洋絵画 の支持体の1種である白亜地をアレンジ したオリジナルの手法で絵画制作を続け 国内を中心に個展、グループ展を開催。 作家活動と並行して、東京藝術大学内に 設立されたギャラリー、藝大アートプラ ザの店長を務め、様々なジャンルの展覧 会の企画運営に携わる。
2020年藝育会主催「上野の未来展」 2019年 個展(法隆寺不二画廊/奈良) 2018年 個展(かわかみ画廊/青山) ワンピース倶楽部Vol.11「はじめてかも しれない」展(3331arts Chiyoda/湯島) 日韓交流展Contemporary Art Group「無」
アーティスト 善養寺歩由
Zenyoji Ayu 


1999年生まれ。東京都出身。東京 藝術大学美術学部デザイン科在籍。独 特の絵柄の人物画を中心に時事的なテ ーマや感情などを表現する作品を制作 している。
2020年 藝育会主催「上野の未来展」 2019年 グループ展「仁寿」
作家 ツルタ シュリ
Shuri Tsuruta


1996年 東京生まれ。2019年武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科入学。現在同大学同学科、インテリアデザイン研究室に所属。
大学ではデザインを通じて人やその営みを研究しながら、民俗学や文化人類学に興味を持ったことをきっかけにフィールドワークを行なっている。調査や研究をもとに近年は「記憶の残り香」をテーマとした作品を主に制作している。
書家うどよし
Udoyoshi

文京区湯島在住。 うどよし書道教室、わよう書道会主催。日本の書道に現在の日本語(現代文※)の 書道スタイルが確立してない点に気付き 学生時代より現代文の和様の開発、普及 に取り組む。 ※国語では明治以前 古文、以後、現代文 【告知】日本唯一の筆記体禁止の公募書展 2021年5月18-30日 「第10回 和様の書展」東京芸術劇場
現代美術家 佐々木怜央
Sasaki Leo


1990年 青森県生まれ
2014年 東京藝術大学大学院修了
2012年 New Glass Review33選出、NY・アメリカ
2014年 Stanislav Libensky Award入選、プラハ・チェコ共和国
2018年 アートフェア東京出展(同2019年)
弘前市立百石町展示館にて個展「from my childhood」青森県弘前市
2019年 ギャラリー広田美術にて個展「空想と現実」東京都中央区
やんばるアートフェスティバルにて「雪の精霊と花の唄」沖縄県大宜味村
2020年 ラトビア芸術アカデミーにて講師、個展「from Riga food market」リガ・ラトビア共和国
キュレーター 一ノ瀬健太
Kenta Ichinose


1985年 新潟県生まれ。2016年東京 藝術大学大学院美術研究科芸術学科修 了。現在、同大学院博士後期課程に在 籍。地方創生アーティストとしても活 躍し、キュレーション、プロジェクト など幅広く文化事業に携わる。上野界 隈で若手アーティスト支援を行うプロ ジェクト・藝を育むまち同好会の事務 局長を務める。
「Future Artists Tokyo 2019」展(アー トフェア東京 2019・東京国際フォー ラム)、「上海アートフェア 2019」 COARTZブース(上海)、「シタマチ. アートフェス」(上野・湯島)